そっぽ向かれ四面楚歌の中、ドツボにはまった菅義偉!

 菅義偉の政権延命戦略は一夜にして崩壊した。彼は週明けの6日に自民党役員人事と内閣改造を行い、石破茂や河野太郎、小泉進次郎ら「自民党の人気パンダ」を起用するつもりだった。

 その勢いを追い風に衆院を解散、自民党大勝、自民党総裁の再選へとつなぐ狙いだった。

 ところが、「なぜ、今、役員人事をやる必要があるのか?」「総裁選で選ばれた者がやるべきだ」と姑息な手段に、自民党内から強い反発の声が上がった。

 内閣支持率の急落とともに衆院選挙を前にして「菅では選挙が戦えない」との不満が予想以上に充満していた。

 党内外の風向きが大きく変わった。「自民党の人気パンダ」も相次ぎ起用を辞退。

 対する岸田文雄は総裁選の出馬表明会見で、タブー視されていた二階俊博の長過ぎる幹事長ポストに触れ、「党役員の任期は1期3年まで」と挑戦状を突き付けた。

 菅の後見人を自認する二階の存在をニガニガしく感じている安倍晋三と麻生太郎は「いい出馬表明だった」と聞こえよがしに褒めた。

 頼りにしていた2人から、こんなことを言われた菅は慌てて政権生みの親である二階に幹事長職から降りるよう迫った。二階本人は了解したが、二階派の中には菅への反発が残った。

 こうして四面楚歌の中、ドツボにはまった菅義偉は役員人事も出来ず、なすすべなく政権を投げ出す他に選択肢はなくなった。

 たった1年の短命で菅義偉内閣は幕を閉じることとなった。

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