菅義偉首相が「口入れ屋」会長の竹中平蔵と会食!

 「菅義偉首相が18日午前、竹中平蔵と東京都内のホテルで朝食を取りながら1時間余り懇談した」と時事通信が伝えた。

 竹中と菅は、小泉内閣の総務相と副大臣だった。菅内閣が進める規制改革や経済政策について意見交換したとみられる。 

 大学教授の肩書を持つ竹中平蔵の実態は政治を道具に日本を食い物にする「政商」である。格差拡大を容認し、大量の非正規を生むことで荒稼ぎ。今も年収1億円で人材派遣業大手のパソナグループ会長として雇われている。

 その「政商」が、現在も政府委員を兼任しながら社会政策に影響を及ぼしている。

 竹中との会食は、彼を現政権でも要人として扱い続けることを意味する、と聖学院大准教授の藤田孝典が次のように警鐘を鳴らした。

******************

 人材派遣は過去には「手配師」「口入れ屋」と呼ばれていた。労働者の賃金から紹介料などを中抜きして利益を得る業者。

 コロナで生活困窮しているのは派遣などの非正規労働者で、「派遣切り」「雇い止め」に遭っている。派遣労働は不安定な働き方の象徴だ。

 これは派遣業者を政府が後押し、構造的に作られてきた働き方である。派遣業者が介在しなければ、労働者に満額の賃金が支払われるが中抜きされて、生活困窮に陥っている。

 9月1日の共同通信の記事でも「コロナ解雇、8月末で5万人超に 非正規中心」と見出しをつけている通り、失業者の大多数は派遣労働を含む元非正規労働者である。

 そこで派遣大手の会長、竹中平蔵と会食しているようでは、先が思いやられる。

 竹中らの要望を聞いて、非正規労働者の増加が進んだため、日本経済は完全に疲弊してしまった。

 低所得層が増え、購買力も上がらず、デフレ脱却などの見通しを立てることも困難になっている。

 他の先進諸国と比較して実質賃金の上昇が見られない特異な国が日本だ。その実態を生み出した元凶が竹中平蔵ではないだろうか。

 首相がポストコロナを見据えた政策を打ち出す際には、不安定な雇用を増やし続けてきた弊害と向き合い、覇権規制に動いてもらいたい。

"菅義偉首相が「口入れ屋」会長の竹中平蔵と会食!" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。