看板娘は80過ぎのおばあちゃん!秋葉原の「生駒軒」

DSC_1164.JPG

 きょうは病院通いだから外食をするほかない。通院の帰りに秋葉原の「生駒軒」に寄った。以前、病院に行った際、偶然立ち寄った「生駒軒」で食べた「すーらーたん」が食べたくなった。

 酸辣湯(スーラータン)は、酢の酸味と唐辛子やコショウの辛味と香味を利かせた酸味豊かならーめんだ。

 浅草橋の別の店。昼食時とあって若いサラリーマンが列を作って入店の順番を待っていた。「それほど、美味いのなら」と最後尾に並んで「すーらーたん」を注文した。

 丼にコショウを瓶ごとぶちまけたのではないかと思うほどへったら辛くて食べられたものではない。激辛もいいところ。味覚に鈍感な若者は「うまいうまい」と騒いでいるが、私から言わせると、これは食い物ではない。エサだ。

 それに比べ「生駒軒」の「すーらーたん」はプロの味。辛さも程よく、「すーらーたん」本来の美味さを引き出している。

 私が「あーあ、おいしい」と言いながら食べていると、看板娘の80はとっくに過ぎたおばあちゃんが「ありがとうございます」と笑顔で挨拶してくれた。

 「私ね、すぐそこの病院に来たんですが、本当はここのすーらーたんが食べたくて、秋葉原に来たんです」と言うと、「うれしいです」とまたお辞儀をした。

 「生きててよかったと実感しました。これでいつ、棺おけが来ても大丈夫」と言うと、おばあちゃんが「そんなこと言わないで」と大笑いした。

 9月15日午後2時半過ぎの、ほかに客がいない小さな店での会話である。昭和の香りがするこんな店が私は大好きだ。

 ビルが林立する大都会の片隅で、コロナにも負けず息づいている「生駒軒」は私を和ませてくれる。

 「ごちそうさま。おいしかった」と言って店を出ようとしたら、背中に「ありがとうございましたー」と厨房のダンナから声が届いた。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント