自民党総裁選は安倍・麻生と菅・二階組の代理戦争!

 自民党総裁選は、土壇場での菅義偉の不出馬表明で、河野太郎や石破茂が動き出すなど混とんとし始めた。菅は河野を支持、石破は二階に支援を求めた。

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週刊ポストの衝撃スクープの続きがこれ。

 安倍・麻生連合によって政権の座を追われることになった菅と二階が、河野や石破を担ぐことで安倍・麻生連合支配の阻止に動き出したのだ。

 安倍長期政権以来、政権中枢で手を組んできた安倍、麻生、菅、二階の4人が、安倍・麻生VS菅・二階に分かれて戦う。

 今後も自民党の安倍-麻生支配が続くかどうかをかけた、自民党に久しくなかった、潰すか潰されるかの権力闘争に発展している。

 岸田優位と見られてきた総裁選の情勢は、河野らの出馬の動きで一変した。総裁選のカギを握るのは党員投票だ。

 「党員票では岸田より河野や石破のほうが強い。議員票でも、中堅若手議員には“総選挙の顔”には岸田総裁より河野総裁のほうが有利と考えている者が多いから、派閥の引き締めは利かなくなっている」(竹下派ベテラン)

 党員票だけでなく、有利と見られていた議員票でも岸田の優位は揺らいでいる。

 安倍のお膝元の最大派閥の細田派、麻生率いる麻生派でも中堅若手が自主投票を求め、安倍・麻生連合のグリップが利かなくなっている。

 そこで安倍・麻生連合は、岸田、河野、石破の事実上の“三つ巴”の戦いになった場合、票が割れて誰も1回目の投票で過半数を取れない事態を想定し、岸田を2位以上にして、決戦投票に持ち込む作戦に切り替えた。

 決戦投票は国会議員383票による投票で行なわれるため、中堅若手の票が河野らに流れても、細田派、麻生派、岸田派、竹下派など主流派の大勢がまとまれば岸田が勝てるとの読みだ。

 安倍が高市の支援に動いているのは、リベラルの岸田とは肌が合わない自民党タカ派議員の票を高市にまとめさせ、河野や石破に流れないようにする狙いがある。

 高市を出馬させて票を分散させ、決戦投票に持ち込もうという“捨て石”作戦だ。

 菅・二階側が「岸田阻止」するためには、総裁選の第1回投票で河野、石破が1位と2位を占めるか、あるいは河野―石破のどちらかを出馬辞退させて一本化し、連合を組むしかない。

 件の自民党の党員への調査が実施された9月4日、二階は赤坂議員宿舎で石破を呼んで会談し、「出馬に必要な推薦人を二階派から出してもいい」と協力要請を受諾したとされる。

 ところが、その翌日から、石破派内では「石破は出馬を見送り、河野規制改革相を支援するべきだ」との意見があがり、石破―河野連合構想が急浮上する。

反安倍・麻生連合の菅首相や二階にすれば、「河野―石破」連合は1回目で勝つために必要な戦略と言える。

  総裁選の投開票の手順は、党員・党友が往復葉書で投票し、投開票日の9月29日に各都道府県選管が開票、党本部で全国集計し、各候補の票を議員票と同数(383票)に換算してドント方式で配分する。

開票結果は、党員票の結果が議員の投票に影響しないように議員票と党員票が同時に発表される。

 冒頭の自民党調査の結果から党員投票での各候補の得票(議員票に換算)をシミュレーションすると、石破と河野がどちらも出馬する場合は、

1位 石破144票

2位 河野103票

3位 岸田97票

4位 高市39票

 と票が割れる。

 議員票(383票)は岸田と河野が多く得票すると予想されるが、過半数を取るには河野が議員票280票、岸田は286票と、いずれも議員票の7割以上を得なければならない。派閥の引き締めが利かない状態では現実的ではなく、決戦投票にもつれる可能性が高い。

 では、石破―河野連合ができて候補者を一本化した場合はどうなるか。党員投票で2人の得票がそのまま加算されるとして得票をドント方式でシミュレーションすると、

1位 石破―河野連合 247票

2位 岸田 97票

3位 高市 39票

 と岸田に大差の1位となる。石破-河野連合は議員票383票のうち136票(約35%)を獲得すれば1回目の投票で過半数を取り、決戦投票なしで総裁選に勝利できる。

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