接待疑惑調査を「総務省任せにしていいのか」と産経!

 安倍政権時代とは打って変わって政権に対する目が厳しくなった産経。社説で「長男の接待疑惑 首相が自ら説明を尽くせ」と菅義偉首相に真正面から斬り込んだ。主張はその通りだ。以下に要点だけ引き抜いて掲載する。

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 放送行政などを所管する総務省幹部らが、菅義偉首相の長男から接待を受けていた。長男は放送事業会社の東北新社に勤務しており、衛星基幹放送事業者の認定を受けている。

 秋本芳徳情報流通行政局長は衆院予算委員会で、首相の長男らと会食した事実を認めた。

 総務省によると、谷脇康彦総務審議官ら計4人が昨年、東北新社から複数回接待を受けたことを認めた。国家公務員は割り勘でも、1人当たりの金額が1万円を超えると届け出なくてはならない。

 谷脇氏らは「利害関係者との認識がなかった」と説明しているが到底、信じ難い。

 長男は菅首相が総務相時代に秘書官を務めていた。同省幹部らとの面識は当時からあったとみられる。首相の長男の「威光」を背景とする接待であると疑われて当然である。

 菅首相は衆院予算委で「長男とはほとんど会っていない。完全に別人格だから、そこはご理解いただきたい」と述べた。この釈明は通るまい。

 所管官庁の許認可事業に関わる接待疑惑である。肉親が関与していれば、首相の政治責任も問われるのは当然だろう。

 菅首相はまた、「全体像は掌握している。確認した上でルールにのっとって対処される」とも述べた。

 だが調査を総務省任せにしていいのか。疑惑の目は当然、元秘書官から利害関係のある社への就職の経緯にも及ぶ。

 新型コロナウイルス禍への対処に全力をあげなければならないこの時期に、情けないではないか。まず迅速で真摯な対応を、国民は注視している。

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