衝撃!議事堂占拠前日に「手引きした」下院議員がいた!

 コロナのパンデミックがなければ、確実に2021年世界最大のニュースだ。

 トランプ支持者による米国議事堂占拠事件である。米国史上初のクーデター事件だ。

 ジャーナリストの蟹瀬誠一が、下院議員の話として驚愕の情報を告げた。

 占拠事件の前の日に、議事堂を「偵察」する集団を議員が案内していたというのだ。

 だから、暴徒の集団が素早くペロシ下院議長の執務室までたどり着いた。完全な計画的犯行である。

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 世界に流れたテレビ映像の中には、厳重なバリケードの警備隊がなぜか抵抗もせず、自ら鉄柵を開けて暴徒らを敷地内に入れている姿が映っている。暴徒とスマホで自撮りをする警官や警備員もいた。

 一部始終をテレビで見ていたトランプは大喜びで、鎮圧のための州兵動員要請を拒んだという。暴徒たちは彼の「愛する特別の」岩盤支持者たちだからだ。

 昨年、白人警官による黒人暴行死事件が起きた際には、即座に州兵どころか連邦軍の出動まで訴えたのとは雲泥の差だ。

 それを知ったバイデンが、見事に核心を突くツイートを発信した。

 「もし議会を襲った暴徒がブラック・ライブズ・マター(BLM:黒人の命だって大切だ)の活動家だったら、同じ扱いを受けただろうか?」

 映像でもわかるように議事堂を襲った暴徒のほとんどが白人だった。人種によってあからさまに対応を変える警備陣のおぞましさをバイデンはBLMを使って指摘したかったのだ。

 もうひとつ不可解なことがあった。それは侵入した「プラウドボーイズ」など極右団体のメンバーや白人至上主義者たちが拡声器からの指示に従って議事堂内を素早く移動して、議場やペロシ下院議長の執務室などに乱入していることだ。

 その謎は元海軍パイロットで連邦検察官を務めたマイキー・シェリル下院議員(民主)が解いてくれた。自身のフェイスブックで、議事堂占拠事件の前日に議事堂を「偵察」する集団を同僚議員が案内しているのを目撃したことを明らかにした。

 議員の名前は明らかにしなかったが、言葉には彼女の怒りが込められていた。

「彼(トランプ)をほう助した議員、1月5日に私は目撃したのだが、翌日のための偵察をするグループを議事堂で案内した議員。この暴徒の集団を扇動した議員。

 民主主義を損なおうとする大統領を手助けしようとする議員に責任を取らせて、必要であれば、議会に奉仕できないようにする(辞職を要求する)!」

 さすが元連邦検察官である。

 これが事実なら、襲撃は明らかにトランプが主張する偶発的な出来事ではなく事前に周到に計画されたもので、警備当局や議会関係者に協力者がいたことになる。

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