世襲議員がこれほど「オイシイ」ことを知っているか? 

 かつて自民党には「三角大福中」と呼ばれた大物議員がいた。三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫、中曽根康弘の頭文字を取ってそう呼んだ。彼らはのちにそろって首相となった。

 共通点は5人とも世襲ではなく自力で政治家となったことだ。自分の名前を知ってもらうために一軒一軒、地域をくまなく回って歩いた。「どぶ板」政治と呼ばれた地元回りを続けるなど日常の努力を惜しまなかった。そうすることで地元民が何に悩み、何を望んでいるか手に取るように分かった。

 時代が変わり、今の政界は世襲議員が多い。小泉純一郎をはじめ、麻生太郎、鳩山由紀夫、安倍晋三らはそろって世襲議員だ。

 彼らは努力することなく、棚ぼた式に親から引き継いだ選挙の地盤、看板、カバンの「3バン」を手にし、やすやすと当選、首相にもなれた。

 世襲議員は、こうした有利な条件の下で何代にも渡って私たちの血税で暮らしてきた「寄生虫」である。

 小泉進次郎も、ポット出の20代のニイチャンから国会議員となった途端、年間数千万円の「給料トリ」となった。

 これと言った才能もなく、イロハのイの字も分からない若造に、いきなりこれほどのカネを出す会社がどこにあろうか。こんな「オイシイ」就職口は他にない。だからオヤジの小泉純一郎は選挙地盤を他人に譲らかった。

 鳩山の場合、兄の由紀夫と兄弟そろって議員だった邦夫のせがれがいま、国会議員だ。

 もう一つの特徴は世襲議員は親の「利権」まで引き継いでいることである。

 これに対して、親、兄弟、親戚に政治家がいない者は、圧倒的に不利だ。現職の世襲議員と戦い、勝ち抜かねば当選できないからである。

 100メートル競走に例えると、世襲議員はゴールまであと10メートルの地点からスタート。その他の者は100メートル手前からスタートする。これで勝てれば余程の幸運である。

 世襲議員がはびこる理由がここにある。

 だから私は議員の世襲に反対なのである。庶民の悩みが分からない者に政治は出来ない。

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