すべてを失った山本太郎は立ち直れるのか?

 長年、コツコツと地道な努力を続けて築いてきた山本太郎の”石垣”が、あの男の、たった一言で木っ端みじん吹き飛んでしまった。

 加えて山本太郎の「決断の鈍さ」が一層、傷を深くした。信頼を築くには時間を要するが、失うのは一瞬だ。

 すべてを失った山本太郎は立ち直れるのか?

 輝き失う「れいわ」 「命の選別」で迷走!と銘打って産経が次のように報じた。こうした声を、山本太郎は真剣に受け止めるべきだ。

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 昨年7月の参院選から1年が過ぎ、山本太郎代表率いる「れいわ新選組」が急速に輝きを失っている。参院選で議席を獲得し、一躍脚光を浴びたが、「命の選別」を容認する党メンバーの発言は人権重視を掲げてきた党の信頼性に疑問符を付けた。

 一時は共闘した共産党など他の野党も距離を置いており、次期衆院選でかつての勢いを取り戻せるかは見通せない。

 「至らない点も多々ある私たちですが、議論を重ねて改善し、『生きているだけで価値がある社会』をあなたと全力で構築していくことを誓います」

 参院選から1年となった7月21日、山本氏は自身のツイッターにこう書き込み、重い障害を持つ木村英子、難病「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」の舩後靖彦両参院議員と一緒に納まった写真を投稿した。

 れいわは昨年の参院選で「消費税廃止」などを掲げ、比例で約228万票を獲得。特定枠の木村氏と舩後氏を優先的に当選させたため、山本氏は落選したが、山本氏個人の名前で99万票以上を得票した。木村氏らの当選は国会でバリアフリーが進むきっかけにもなった。

 だが、7月上旬、党メンバーの大西恒樹氏がインターネット動画で、「命、選別しないと駄目だ」「高齢の方から逝ってもらうしかない」などと発言。「生きているだけで価値がある世の中を実現する」(山本氏)という党の精神を真っ向から否定するような主張で、内外から批判が上がった。

 これに対し、代表である山本氏の対応はブレた。

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