93歳のおお先生が言った、「あんた、百日咳ではないか」!

 2019年の日本人の平均寿命は女性が87.45歳、男性が81.41歳となり、ともに過去最高を更新したことが31日、厚労省の調べで分かった。

 前年に比べ、女性は0.13歳、男性は0.16歳延び、いずれも8年連続のプラスとなった。

 女性は5年連続で世界2位、男性は3年連続で3位だった。

 31日に偶然、診察してもらった医師が93歳だった。とてもとても90代などとは思えない。会話も40、50代の医師と話しているようで、見立ては若先生(60代か?息子さん)よりも、おお先生の方が1枚も2枚も上だった。

 2カ月ばかり咳が止まらない。ひょっとしてと5月ごろ、近所のかかりつけの医師に診てもらった。背中に聴診器を当て診察、「肺の動きは正常だ」と言った後、洗濯ばさみのようなもので私の中指を計った。

 酸素濃度は「99」だから異常なし。風邪だと言って処方箋を書いた。ここに2カ月ほど通い、3回咳の薬を変えてもらった。それでも治まらない。どうも「藪ではないか」と心配になった。

 知り合いの紹介を受け若先生を訪ねた。肺炎ではないかと言ったらレントゲンを撮った。画像を見ながら「肺に異常は見られない」と若先生。咳止めなどの薬を服用した。一向に回復しないので31日に再度訪ねたら、おお先生が診察してくれた。

 「ひょっとして結核では」と私。「レントゲンに異常が見られないからその心配はない。百日咳かも知れない」とおお先生。百日咳などとはなんと懐かしい言葉か。子供のころ聞いたきり、すっかり忘れかけていた言葉だ。

 「そんなのまだ、あるんですか」と私。「あの予防注射は昭和35年以降だから、あなたの子供のころはなかったはずだ。歳をとって罹る人がたまにいる。いまはいい抗生物質があるから飲んでみなさい」と言った。

 若先生の口からは絶対に出てこない言葉である。ここらあたりが「経験」の違いか。

 「この、先生はなかなかやる」、とすっかり信じ込んだ私は納得して診察を終えた。



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