習近平の危険な賭け!「大日本帝国」と同じ轍踏み始めた!

 中国が今や戦前の日本のような「大日本帝国」と同じ轍を踏み始めているように見えるとJBpressが批判した。

 自分たちが思いのほか力を付けてきたので、自信過剰が世界制覇の「夢」と「現実」を混同し始めたのだろう。

 新帝国主義、領土・領海の拡張を目指す習近平中国は、コロナ禍で各国が疲弊する中、随所でトラブルを引き起こしている。

 国境を接するインドとは一触即発のにらみ合いが今も続いている。

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JBpressが批判した。

 中国の国力が米国を完全に上回るまでは米国に牙を剥かないという鄧小平の「韜光養晦(とうこうようかい)」の教えが守れないほど習近平は、なりふり構わぬ覇権拡張の道を東シナ海や南シナ海、さらにはインド洋においても歩み始めている。

 このままでは、中国が数十年のうちに亡びる可能性も無きにしも非ずだ。なぜなら、中国が台湾や尖閣諸島を侵略すれば、それに対抗する外部勢力の反撃・反攻はさらに強まる。

 それを撃退するためにより広範な地域を占領・支配下に置く必要性が生まれ、侵略や拡張が止められなくなる自縄自縛に陥るからだ。

 他国を侵すほどに現地での抵抗は高まり、友好国や中立国、同盟国でさえ「次は自国ではないか」と警戒して敵に変わってゆくのである。

「自存自衛のため」朝鮮半島を支配下においた日本が、「朝鮮を守る」ため満蒙(満洲および内蒙古)の奪取が必要となり、最後はソロモン諸島やニューギニアなどの南太平洋諸島まで勢力下に収めなければならないという際限のない「自己防衛のための侵略」に進んだ愚かさを、中国共産党がまさに繰り返そうとしている。

 中国共産党は日本の戦略上の過ちを徹底的に研究し、教訓をしっかりと学んでいる。また、日本を屈服させた米国の軍事力や金融制裁・経済封鎖の総合的な破壊力も知り尽くしている。

 だからこそ、戦前の日本のような国際的な孤立を避けるべく米国主導の戦後国際秩序に従うふりを続け、主敵たる米国を国力の上で凌駕できるまでは爪を隠すという「韜光養晦」を実践してきたのだ。

 それは大成功を収め、世界は中国への警戒を解き、中国は世界第2の経済大国に上り詰めた。

 だが、想定外の成功に中国共産党は慢心し、海外資源を手に入れるため途上国向けの借金漬け外交を展開。

 米国を圧倒する力を得る前に、東シナ海や南シナ海、香港などで攻撃的な行動に出て、世界から「中国は危険だ」と警戒されるようになった。

 おまけに、中国国内の価値観を外国に押し付ける場面も目立ち、反感を買っている。

 恐らく、多くの漢人知識層や中国共産党の政策立案者は、この矛盾に早くから気付き、是正が必要だと感じている。

 しかし、文化大革命時代の毛沢東の独裁的指導スタイルに回帰しようとする習近平を批判することができないため、党中央の歩みを止められないでいるのだ。

 戦前の日本での石原莞爾の軍部暴走批判や、総理大臣直属の機関として設立された「模擬内閣」の総力戦研究所が昭和16年(1941年)8月に導き出した「日本必敗」予測が無視されたように。

 現在のところ、習近平は従来からの国際協調の発展やグローバル化の推進を口では唱えているが、その手はアジア各地で着々と戦争準備を行っており、領土的な野心は隠せないものとなっている。

 そして、限定的な局地戦の意図をもって開始した台湾や尖閣諸島に対する侵略は想定外の反撃を招き、やがて日本を含むアジア太平洋地域全体を巻き込む第三次世界大戦に拡大するリスクをはらむ。

 劉明福・元国防大学教授は、「米中戦争は、中国が西太平洋を支配する『中国夢』を実現できれば回避できる」とするが、米国のアジア関与低下は、必ずしもアジア撤退を意味しない。

 ミシェル・フロノイ元米国防次官が6月18日付の米外交誌『フォーリン・アフェアーズ』で指摘したように、「米国の抑止力低下で、中国が誤算するリスクが高まる」だろう。

 習近平にとり最悪のシナリオは、アジアや西太平洋地域へは不介入を貫くと思われた内向きの米国が積極的に対中戦や同盟国支援を遂行し、中国にとっての理想である短期即決の電光的決戦が泥沼化・長期化をしてしまうことだ。

詳しくはここをクリック
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/61435

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