「カエルのツラにションベン」と平気な顔の安倍晋三!

 散々やりたいことをやって、後は「カエルのツラにションベン」と、見事トンズラに成功した安倍晋三。

 かたや、戦略のしくじりから一夜にして泥田をはいずり回り、悲鳴を上げる菅義偉。安倍晋三と菅義偉は明と暗である。

 「小選挙区制」という特殊な選挙制度の下で国家権力をほしいままに独裁化を押し進め散々、やりたい放題やったうえで、森友事件や加計疑惑、サクラ疑惑など一連の問題はそのままに、今も闇の中。コロナ対策は子分の西村康稔に「丸投げ」した結果、感染拡大し、日本を泥沼に引きずり込んだ。

 国民から猛烈な非難を浴びた安倍は、官邸官僚の言いなりに466億円の予算で布マスク2枚の通称「アホノマスク」を配り、ご機嫌取りに努めたが、これが怒りに油を注いだ。

 やることなすことがトンチンカンでデタラメ。ついに打つ手なく、前回同様の「仮病」を使って2度目の政権も投げ出し、自分だけ敵前逃亡した。アフガニスタンのガニ大統領と同じ手口。

 安倍晋三と麻生太郎は、目立ち過ぎる二階俊博を嫉妬し、快く思っていない。菅義偉はそんな二階を切ったことで、自民党総裁選で2人の後押しが期待できるとの読みがあったが、見事に外れ、はしごを外された。

 あれだけ菅を支えてきた二階を切ったことで、二階派の中に菅への反感が強まった。唯一の相談相手を失い、安倍・麻生からは距離を置かれ、支える者が誰もいなくなった菅義偉。

 最後は小泉進次郎のような、ナマクラ坊主に頼るほかない誠にみじめな「裸の王様」になった。

 五輪も、コロナも、財政赤字も、菅義偉は食い散らかして敵前逃亡した安倍の「尻ぬぐい」をさせられているわけだ。気の毒にも聞こえるが、好んで自分で手を上げたのだから仕方がない。

 だが、その代償は菅の政治生命を絶つほど大きい。「後悔、後に立たず」である。

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