23歳のクルド人青年を日本の若者と同等に扱って!

 日本育ちなのに「不法残留」23歳クルド人青年が直面する理不尽、と題して毎日新聞が報じた。

 日本はいまだに閉鎖社会だ。至る所に差別が生きている。

 日本人はどうしてこんな理不尽に目をつぶっているのか? オカシイと思わないのか?

 自分が差別される側にいたらどう感じる? 相手を想う気持ちを持てばおのずと答えが出て来よう。

 23歳クルド人青年を、ほかの日本の若者と同等に扱ってほしい。それが日本の少子高齢化社会の解決にもつながる。

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毎日新聞が伝えた。

 日本で育ち、日本語も日本の生活習慣も身についている。なのに在留資格がなく、生きるために働くことも、自由に移動することもできない。

 そんな外国人が私たちの社会にいることをご存じだろうか。

 「故郷」である日本で「不法残留」のレッテルを貼られ続ける不合理。見えない壁に直面する、一人の青年を取材した。

 「働くことっていいことじゃないんですか? なんでそこまで否定するのかが、本当に分かりません」

 埼玉県川口市で暮らすラマザンさん(23)はそう言うと、肩をすくめた。彫りの深い顔立ちが目を引く。だが全くよどみのない日本語が、紛れもなくこの国で育ってきたことを実感させる。

 この春、専門学校を卒業し、国家資格である自動車整備士になった。ただ、肝心の資格を生かすことができない。むなしさが言葉ににじみ出ていた。

 ラマザンさんはトルコ出身のクルド人だ。「国を持たない最大の民族」と呼ばれるクルド人は、トルコやイラク、シリアなどの中東地域に推定で約3500万人が暮らしている。

 独自の言葉や文化を持つ一方、各国で少数派で差別や弾圧の対象にもなってきた。そのため、欧米やアジアで難民として生きている人も少なくない。

 ラマザンさんは9歳のとき、両親と当時1歳の弟の4人でトルコから日本に来た。近しい親族が政治犯として摘発され実刑判決を受けるなど、状況が切迫していたことが理由だった。

 川口には日本最大のクルド人コミュニティーがあり、一家は先に来日していた親族宅に身を寄せた。

 ラマザンさんは地元の公立小学校の3年生に編入。まだ幼かったため順応するのに時間はかからず、日本語はみるみる上達していった。

 「アニメを見たりしているうちに聞き取れるようになって、半年ぐらいでコミュニケーションの不安はなくなりました。外国人ということで嫌な思いをすることもありましたが、一番大事なのは言葉です。

 こちらの気持ちを伝えたら分かり合える。もうあっという間でしたね。学校にはすぐになじめました」

 5年生になると、クラスメートに誘われて野球も始めた。トルコで野球は盛んではないが、仲間と白球を追いかける楽しさを知った。中学では野球部に入り、周りと同じように坊主頭になった。

 端からは、日本人と変わりなく学校生活を送っているように見えたかもしれない。だがラマザンさんと彼らとの間には国籍以上に決定的な違い…

続きはここをクリック
https://mainichi.jp/articles/20210618/k00/00m/040/334000c

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