自社の記者が書いた「さよなら朝日」の広告掲載を拒否!

 親の代から60年以上購読していた朝日新聞をやめて10年近くが経過した。

 大事な場面になると、あいまいな姿勢に転じる朝日にしびれを切らしたのである。

 以後、折に触れ「読売化する朝日」を批判した。

 私の考えが間違っていなかったことが、今回の件で証明された。

 体のいい広告拒否である。

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弁護士ドットコムニュースがこう伝えた。

 『さよなら朝日』広告掲載を断念、柏書房がツイート 「通常の3.3倍の出稿料を提示された」

 現役の朝日新聞記者、石川智也氏が書いた『さよなら朝日』の広告掲載をめぐり、版元の柏書房(東京都文京区)が、朝日新聞への広告掲載を断念した理由をツイートし、話題となっている。

 3月31日、同社のツイッターアカウントによれば、本の広告を朝日新聞に掲載しようとしたところ、通常の3.3倍という高い出稿料を提示され、取り下げざるを得なかったという。

 柏書房は「通常であっても数十万円かかる広告料金です。その3.3倍ともなれば、小規模版元である弊社には到底負担し得ません」として、朝日新聞への広告掲載を断念。3月30日付「毎日新聞」、3月31日付「日本経済新聞」に掲載したという。

 また「朝日新聞にとって『リスク』なのだとすれば、金額の多寡によらず『拒否』すればよいと思います。もし弊社が『なら3.3倍払います』と言ったら、予定通り掲載されたのでしょうか」と疑問を投げかけた。

●「『さよなら朝日』は朝日外部の人間が書いた暴露本ではない」

 柏書房のツイートによれば、「本書の著作権は石川氏ではなく朝日新聞に帰属し、朝日新聞が用意した契約書を交わしています。つまり書題も同意済みです」という。また、次のように問題点を指摘した。

 「契約書には(朝日新聞が)内容に責任を持つこと、宣伝に出来る限り協力することとあります。この条項を我々はどのように捉えればいいのでしょうか。それ以上に遺憾なのは、朝日外部の人間が書いた暴露本などではなく、現役の朝日記者が『論座』に発表した論考を基に編んだ本であることです」

 「自らの弱点を見つめ直すことからリベラルを再生しようという真面目な動機に基づいた本です(著者自身この程度の内容と書いています)。にも拘らず出版活動を萎縮させるような今回の対応は大いに疑問ですし、この対応は結果的に自社の記者の言論活動に対する圧力にもなり得るのではないでしょうか」

 『さよなら朝日』( http://www.kashiwashobo.co.jp/book/b561388.html )は3月24日に刊行された。「改憲論争、沖縄の基地移転、脱原発……あらゆる局面で垂れ流された矛盾と欺瞞を、朝日記者が検証する」(紹介文より)作品で、発売前からメディア関係者を中心に話題となっている。

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