度重なる中国の非礼に韓国マスコミは激しく反発!

2017年12月23日のブログ「半歩前へ」の再録だ。

 「国賓」とは名ばかりの韓国大統領の中国訪問。度重なる習近平中国の対応に韓国マスコミは激しく反発した。韓国を代表する中央日報、東亜日報、朝鮮日報の有力3紙の記事を紹介する。

1回目は中央日報
 今回の会談は内容だけでなく格式、日程の選択などでも少なからず遺憾を残した。何より「国賓」として招いておきながら、中国の態度は無礼を越え、韓国としては侮辱と感じられるほどだ。

 空港の出迎えを次官補級が務めたことからしてそうだ。格が下がったことも問題だが、「THAAD担当者」を送ってきたのも常識的ではない。

 文大統領の北京到着当日、習主席をはじめとする国家の主要指導者が南京虐殺80周年追悼式への出席を理由に北京を留守にしていたのも礼儀を欠いている。

 訪中の4日間、文大統領と中国高官の食事は習主席との晩餐、重慶市党書記との昼食だけだ。名前ばかりが国賓訪問なだけで、過去の朝貢国家に対するかのように冷遇するというやり方だ。

 このような「中華覇権主義」は両国の関係発展に少しも役に立たないばかりでなく、中国の国際社会でのリーダー国家としての成長においても大きな障害となるだろう。

 韓国の記者が中国側の警護員に集団暴行され重傷を負うというとんでもない事態まで重なった。一流国家ではあるまじきことだ。

 結局、共同声明も、記者会見も、ない会談になってしまった。このように後腐れの多い国賓訪問もないだろう。

 韓国が自ら招いた側面もないわけではない。年内訪中や習主席の平昌(ピョンチャン)オリンピック招請に執着し、緻密な外交折衝戦を行えなかったという見方もできる。

「覇権主義中国」の本来の姿を冷静に見きわめ、それを基盤にして外交安保戦略を立てなければならない。

 中国がTHAAD問題に執拗にこだわれば、恐るべき北朝鮮の核が根本の原因なのだという点を繰り返し説得しなければならない。

 退くことのできない論理であり、明確な理由だ。北朝鮮の核の危機がいつか解決するとしても中国の覇権的形態は激しさを増す可能性がある。韓国の外交安保が克服しなければならない大きな試練だ。

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