習近平「排除」を唱えた論文が注目を集めている!

 中国に関する専門的知識と経験の豊富な元米政府高官が執筆した論文がいま、ワシントンで注目を集めている。

 特に注目を集めたのが、中国共産党のトップである習近平の「排除」を唱えた点だ。

 なぜか「排除」なのか?については以下を一読願おう。

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 習の政策や指導スタイルへの不満から「中国共産党は激しく分断しているのが現実だ」と論文は指摘。

 「中国共産党をむやみに攻撃するのは致命的な誤り」として、体制転換を求めるのは「党を結束させることになる」と断じた。

 そのうえで「公の場での言葉や作戦で焦点をあてるのは『習近平の共産党』にしなければいけない」と主張し、国家主席の任期を廃して終身独裁を視野に入れる習の排除に的を絞るよう提唱した。

 台湾政策に関しても「中国が台湾への軍事行動に出たのに米国が対応しなければ、その時点でアジア全体を通じて戦略的な米国への信頼はなくなる」と懸念を表明。

 台湾が攻撃されたケースを「レッドライン」(越えてはならない一線)とみなし、現在は曖昧な台湾防衛の意思をさらに明確にするよう求めた。中国との接近を深めるロシアを再び引き離すことも重要と指摘した。

 米国の国益にかなう場合は中国と「戦略的協力」を続けるべきだとも提言し、この点はバイデン政権の立場と軌を一にする。具体例として核軍縮や北朝鮮の非核化、気候変動に加えてAI(人工知能)兵器の制限などでも協力の余地があると指摘した。

 米国内では論文に対する賛否が交錯している。米上院軍事委員会に所属する上院議員ダン・サリバンは「完璧ではないが、最善の戦略の一つだ。民主、共和両党の同僚議員はぜひこれを読んでほしい」と評価。

 一方、中国情勢に詳しい専門家からは「天安門事件を弾圧した鄧小平ら習以前の共産党トップも独裁的だった。習を排除しても、共産党の体質は変わらない」と疑問の声がでている。

 前国務長官のポンペオは退任間際に「新政権が中国に甘い態度を取らないかが心配だ」と懸念を漏らしていた。それを意識したのか。国務長官のブリンケンは「過去と同じ失敗をするつもりはない」と周辺に語っている。

 アジア歴訪からアラスカ協議までの過程はその言葉に偽りがないことを示そうとしているかのようだ。(以上 日経)

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