コロナ禍で日産が全契約社員を正社員に登用!

 日産自動車は国内で勤務している全契約社員800人を正社員として登用する方針を明らかにした。業績の大幅悪化を受けて進めてきたコスト削減の成果で財務に余裕が出てきたこともあり、待遇を改善して人材の確保に努める。

 1999年、経営危機に陥っていた日産に出資したルノーから送り込まれたゴーンは、国内工場の閉鎖や2万1000人のクビ切りなど厳しい施策を打ち出した。

 直近の日産の赤字規模は当時に匹敵する規模となっているが、国内のリストラは実施しておらず、雇用を維持する姿勢が鮮明となっている。 (以上 ブルームバーグ)

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 コロナ禍の不況下での「正社員化」は異例の出来事。日産の決断を評価したい。

 トヨタの過酷、というより残酷な下請け泣かせが浮き彫りとなった。要宏輝さんが興味ある情報を提供してくれた。

 日産はトヨタと違って「良い塩路イズム」が残っています。昔から、私は主張してきましたが、日産がトヨタに負けたのはなぜか。

 塩路はトヨタと違って、下請や販労の関係会社に労働組合を作って「自動車労連」として組織化してきました。

 (塩路は私の)敵だったとはいえ、下請けまで組織してその労働条件を親会社に近づけること、非正規(期間工)を正社員化することは、それも「別」に評価してよいのではないでしょうか。その分、コスト競争に負けてきました。

 「大阪トヨタ」等、トヨタから独立した販売会社は組合も結成できないほど収奪されてきたのです。

 塩路一郎は労使に裏切られて孤独でしたが、下請けなどの塩路シンパは彼の晩年まで大阪でも「同窓会」のようなことをやっていました。

 塩路には「労働貴族」のレッテルだけが残っていますが、トヨタ労組よりははるかに立派です。だから、経営側にはしごをはずされたのです。

編注
 塩路とは日産労組の委員長を経て自動車総連会長となった「塩路一郎」のことである。

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