総理になって「自分の政策を実現したい」と河野太郎!

 政治家としての夢を問われた河野太郎が言った。私はずっと「社会保障をなんとかしたい」「日本のエネルギー政策をなんとかしたい」、そう思って色々な活動をやってきたが、どうも自民党(の政策)と真逆だったり、時の政権と意見が違ったりということがあった。総理になって自分の政策を実現したい。 (以上 朝日)

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 これは河野太郎の本音である。

 4、5年前から小泉純一郎が原発廃棄を売りにした講演で荒稼ぎをしているが、原発を推進した張本人は小泉純一郎である。宗旨替えをしたのは脱原発の世界の潮流に乗っただけだ。この人物は常に「後出しジャンケン」で生き延びてきた。

 自民党の中でいち早く脱原発を唱えたのは河野太郎である。

 彼は、原発がいったん狂えば、そこら中に放射能をまき散らし、人間の手では制御不能なことを知っているからである。それゆえ脱原発を主張し、党内からは異端視され続けた。

 そんな河野が閣僚になって脱原発の旗を降ろした。軽薄な輩はネットで「河野はやっぱり原発推進派だ」と口汚くののしった。愚か者にもほどがある。あきれてものが言えない連中だ。

 イヌの遠吠えで脱原発は実現しない。国の根幹にかかわる重政策を実現するためには、責任ある立場に立つことが不可欠である。一見遠回りのようだが、この道が目的を達成するための、最も確実な手段である。

 閣僚は内閣の一員だ。原発再稼働を政策とする政権で異議を唱えたら、たちまち「内閣不一致」と野党から激しい追及を受けよう。閣僚でいる間は、政権の政策に従うほかない。

 そうしたモヤモヤした歯がゆい思いを込めたのが冒頭の、河野の「日本のエネルギー政策をなんとかしたい」の発言である。日本が原発から大きく舵を切るには、河野太郎は総理になるしかない。それまではじっとガマンし、力を蓄えておくことだ。

 そうした河野太郎の苦悩も理解できない輩には、何を言っても無駄だ。

 単細胞の彼らは政治がサイコロを転がすかのように、丁半の結果がすぐ出るものと思っている。政治はそんな単純なものではない。手品ではないのだ。

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