とても思いつかない「若い発想の豊かさ」に仰天!

 コロナ、コロナで「巣ごもり」している私が9か月ぶりに落語会に行った。アマチュアの無料落語会である。3密を避けて客席は半分以下の25席。手の消毒。開演中のマスク着用。おしゃべり禁止で、ただ静かに聞くだけ。

 高座と客席の間は3メートルほどの間隔。それでも高座からの飛まつが気になるのか、映画のスクリーンのような大きな透明に近いビニールで高座の前に間仕切りを作った。

 この間仕切りは「余計だ」。なぜなら、「透明に近い」ビニールが波打って噺家の顔や表情、仕草がイマイチよく伝わらない。話の方も、どれも申し訳ないがもう一つだったの途中、何度も眠ってしまった。

 よっぽど帰ろうかと思ったが、最後に私の目当ての噺か出演するのでガマンして出番を待った。そしていよいよ、お待ちかねの出番である。出囃子を聞いただけで誰が登場するか常連さんは承知の助だ。

 会場の左手そでから前に出て高座に座った途端、「て、ましたー」と大向こうから声。会場がドッと沸き、一気に盛り上がった。「待ってました」の声の主は、このあたし。

 コロナ禍の会で声がかかるとは思ってなかったと見えて、一瞬、高座から声の主の方をチラッと見た。これで演者は気分が乗った。

 待っただけの甲斐があった。見事な落語を聴かせた。圧巻はわずか1分余りの落語のマクラにGoToキャンペーンを織り込んだ。これが秀逸の出来。

 あたくしなどは、とても思いつかない発想の豊かさに仰天した。彼は相当頭がよさそうだ。落語も切れがよく、観客を魅了した。最後に一段と大きな拍手が起きた。

 彼は現在高校3年生。「受験勉強、がんばってね」とおばちゃんたちが彼を取り囲んだ。うちの落語会にもぜひゲストでいいから一度出演してもらいたい。間違いなしの逸材だ。

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